結婚するなら
「後悔したくない」
「相性の良い人を選びたい」
「幸せな結婚生活を送りたい」
だからこそみんな
相手のことを真剣に見極めようとします。
私が今までに200以上の夫婦問題の相談を受けてきて
改めて感じているのは、
結婚後
「こんな人だと思わなかった」
「結婚前には気づかなかった」
「そんなはずじゃなかった」と悩んでいる人が多いこと。
では、その原因はどこにあると思いますか?
相手が本性を隠していたから?
もちろんそういうケースもあります。
でも実際は
もっと別のところに原因があるんです。

「見抜けなかった」のではなく「見たいものを見ていた」
婚活中は、どうしても相手の良いところに目が向きます。
優しい。
誠実そう。
仕事を頑張っている。
家族思い。
穏やか。
どれも結婚相手として魅力的な要素です。
でも人には必ず裏表があります。
というより、
長所と短所は同じ性質の表と裏です。
私たちは長所を見て安心します。
そして、その裏側にある可能性までは考えないことがあります。
それが後になって、
「そんなはずじゃなかった」につながるのです。
優しい人だと思ったのに…
婚活で人気なのは優しい人です。
誰だって思いやりのある相手と結婚したいですよね。
でも結婚してから、
「何でも私に合わせるだけで自分の意見がない」
「大事なことを決められない」
と感じることがあります。
優しさだと思っていたものが、
実は優柔不断さだった。
そんなケースは珍しくありません。
家族思いの人だと思ったのに…
家族を大切にする人は素敵です。
しかし結婚後、
「何でも親に相談する」
「親の意見が最優先」
となる場合もあります。
家族思いという長所が、
夫婦より実家を優先する形で現れることもあるのです。
仕事熱心な人だと思ったのに…
仕事を頑張る姿は魅力的です。
将来への安心感にもつながります。
でもその反面、
- 休日も仕事
- 家庭より仕事優先
- 一緒に過ごす時間が少ない
ということもあります。
仕事熱心さは長所ですが、
その延長線上には仕事中心の生活があるかもしれません。
穏やかな人だと思ったのに…
婚活では、
「怒らない人がいい」
という声をよく聞きます。
もちろん感情的になりすぎる人は大変です。
でも、穏やかな人の中には、
本音を言わない人もいます。
不満をため込み、
ある日突然爆発することもあります。
話し合いが必要な場面で沈黙してしまうこともあります。
穏やかさと自己表現の少なさは紙一重なのです。

本当に見るべきなのは「長所の裏側」
婚活では相手の長所を探します。
でも結婚生活で大切なのは、
その長所が行き過ぎたらどうなるかを想像することです。
優しい人なら、
どんな場面で決断できる人なのか。
家族思いなら、
夫婦とのバランスを取れる人なのか。
仕事熱心なら、
家庭との両立をどう考えているのか。
穏やかな人なら、
意見が違ったときに話し合える人なのか。
そこまで見えてくると、
相手への理解はぐっと深くなります。

完璧な人はいない
ここで忘れてはいけないことがあります。
それは、完璧な人はいないということです。
どんな長所にも短所があります。
逆に言えば、
短所のない人を探すことはできません。
大切なのは、
「この短所なら受け入れられる」
と思える相手を見つけることです。
結婚とは、完璧な相手を見つけることではなく、
不完全な人同士が協力して人生を築いていくことだからです。
最後に
結婚後に気づく「そんなはずじゃなかった」の原因は、
相手が別人だったからではありません。
多くの場合、
相手の長所だけを見て、その裏側まで想像していなかったこと。
そこに原因があります。
婚活で見るべきなのは、
年収や学歴、見た目だけではありません。
優しさや誠実さといった長所だけでもありません。
本当に大切なのは、
その人の長所と短所を含めて理解しようとすること。
そして、
「この人の欠点なら一緒に向き合える」
と思える相手かどうかです。
結婚後の「そんなはずじゃなかった」を減らす方法は、
完璧な相手を探すことではありません。
相手を理想化しすぎず、
一人の人間として知ろうとすること。
その積み重ねが、
後悔の少ない結婚につながっていきますよ。


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