幸せな結婚生活のために、婚活中から知っておくべきこと
【第1回】結婚したい。その前に知ってほしいこと

「早く結婚したい。」
婚活をしていると、そう思うのはごく自然なこと。

でも、少しだけ考えてみてください。
あなたが本当に望んでいるのは、「結婚すること」ですか?

それとも、
「幸せな結婚生活を送ること」でしょうか。

多くの人は、「結婚できること」をゴールに婚活をしています。
もちろん、それは間違いではありません。

でも、結婚はゴールではなく、新しい人生のスタートです。
だから私は、結婚相談所を運営する中で、一番大切にしていることがあります。

それは、
「結婚すること」ではなく、
「結婚後も幸せな結婚生活を送り続けること」です。

幸せな結婚生活は、運ではなく「育てるもの」

心理学者エーリッヒ・フロムの名著『愛するということ』には、
こんな考え方があります。

多くの人は、「どうすれば愛されるだろう。」
「どうすれば理想の相手と出会えるだろう。」そんなことを考えます。

でもフロムは、
本当に大切なのは、「愛されること」ではなく、
「愛することを学ぶこと」だと伝えています。

この言葉を読んだとき、私はとても納得しました。

なぜなら、これまで夫婦問題に悩む多くの方のお話を伺ってきて、
幸せな結婚生活を送れるかどうかは、
結婚相手の条件だけで決まるものではないと感じてきたからです。

条件だけでは、幸せは続かない

婚活では、
年齢、年収、学歴、職業、価値観…。
どうしても条件に目が向きます。

もちろん、それらも大切です。

でも、どんなに条件が合っていても、
意見が違うと相手を否定する。
話し合いができない。
自分の思い通りに相手を変えようとする。

そんな関係では、幸せな結婚生活を続けることは難しくなります。

反対に、お互いを尊重し、違いを認め合い、
一緒に成長していける夫婦は、時間とともに信頼関係を深めていくことができます。

私は、
「誰と結婚するか」と同じくらい、
「どんな夫婦関係を築くか」が大切だと考えています。

この結婚相談所を始めた理由

私はこれまで、夫婦問題に悩む多くの女性のご相談をお受けしてきました。

そして私自身も、長年夫婦関係に悩み、
「幸せな結婚生活とは何だろう」と考え続けてきた一人です。

だからこそ感じるのは、
苦しくなってしまった夫婦の多くは、
「愛情がなかった」のではなく、
お互いを尊重できない関係になってしまっていたということです。

もし婚活中から、
「どんな人と結婚したいか」だけでなく、
「どんな夫婦になりたいか」
という視点を持つことができたら…。

結婚後の未来は、きっと変わります。

その想いから、私は「結婚すること」だけを目的とした結婚相談所ではなく、
結婚後も続く幸せを見据えたサポートを大切にしています。

この連載でお伝えしたいこと

このブログでは、心理学者フロムの『愛するということ』をもとに、
全10回にわたって、幸せな結婚生活を育てるためのヒントをお届けします。

婚活中の方はもちろん、
「結婚してからも笑顔で暮らしたい」
「お互いを尊重し合える夫婦になりたい」
そんな方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。

結婚はゴールではありません。

その先に続く何十年もの結婚生活こそが、本当の人生です。

だから私は、これからも「結婚できる婚活」ではなく、
「幸せな結婚生活につながる婚活」をお伝えしていきたいと思っています。


次回予告

第2回「なぜ私たちは『愛されたい』と思うのか」

婚活では、「どうすれば選ばれるか」を考えてしまいがちです。

でも、その考え方が、
実は幸せな結婚生活から遠ざかってしまうことがあります。

次回は、フロムが伝える「愛されること」と「愛すること」の違いについて、
一緒に考えていきましょう。

お楽しみに!