「結婚したら、多少の我慢は当たり前」
そう思っていませんか?
夫婦なんだから我慢することもある。
相手に合わせることも必要。
嫌なことがあっても、
家族のために自分が折れることも必要。
もちろん、二人で生活していれば、
自分の思い通りにならないことはたくさんあります。
でも私は、
「結婚に我慢は当たり前」だと思っていることが、
結婚を苦しくしてしまうことがある
と思っています。

「結婚したら我慢するもの」と思っていた私
私自身、長い間、
「結婚ってこういうもの」
「妻なんだから仕方ない」
「私が我慢すればうまくいく」
そう思っていました。
嫌なことがあっても我慢する。
相手が怒れば、自分が悪かったのかもしれないと考える。
言いたいことがあっても、
また機嫌が悪くなるくらいなら黙っておく。
そうやって我慢を重ねているうちに、
「私は本当はどうしたいんだろう」
ということさえ、分からなくなっていきました。
でも、夫婦関係について学び、
たくさんのご夫婦の相談を受ける中で気づいたんです。
結婚って、
どちらかが我慢し続けなければ成り立たないものじゃない。

我慢しない結婚は、好き勝手する結婚じゃない
「我慢しなくていい」と言うと、
「じゃあ、お互い好き勝手したら
夫婦なんて成り立たないでしょう?」
と思うかもしれません。
でも、そういうことではありません。
たとえば、
夫は休日に家でゆっくりしたい。
妻はせっかくの休日だから出かけたい。
ここで、
「夫婦なんだから合わせるべき」
とどちらかが毎回我慢するのではなく、
「あなたはそうしたいんだね。
私はこうしたい。じゃあ二人はどうしようか?」
と考える。
今週は一緒に出かけて、
来週はそれぞれ好きなことをするのでもいい。
午前中は別々に過ごして、
午後から一緒に出かけてもいい。
大切なのは、
どちらが正しいかではありません。
お互いの気持ちを同じように大切にしながら、
二人にとっての答えを探すこと。
これが「尊重する」ということなんです。

苦しい結婚では「我慢する人」がいつも同じ
結婚生活では、譲ることもあります。
相手のために何かをしてあげたいと
思うことだってあります。
それ自体が悪いわけではありません。
私が怖いと思うのは、
いつも同じ人ばかりが我慢していること。
夫が怒るから妻が黙る。
妻が不機嫌になるから夫が合わせる。
「家族なんだから」
「妻なんだから」
「夫なんだから」
そう言って、
一人だけが自分の気持ちを飲み込み続ける。
それは「お互いを思いやっている結婚」
とは違います。
そして最初は小さな我慢だったものが、
何年、何十年と積み重なると、
「どうして私ばっかり」
という苦しさに変わっていくことがあります。

幸せになる人は「我慢しない結婚がある」と知っている
私は、ここがとても大きな違いだと思っています。
「結婚したら我慢するのは当たり前」と
思っている人と、
「お互いを尊重して、
どちらか一方が我慢し続けない結婚もある」と知っている人。
知っていれば
「これは結婚生活なんだから仕方ない」
で終わらせずに、
「私は本当は嫌なんだ」
「じゃあ、二人でどうしたらいいんだろう」
と考えることができます。
そして婚活中なら、
「優しい人かな」
「年収はいくらかな」
「趣味は合うかな」
だけではなく、
自分と違う意見を言ったときに、
こちらの気持ちも尊重してくれる人なのか
を見るようになります。

結婚は「我慢する覚悟」をするものじゃない
結婚する前から、
「結婚したら自由がなくなる」
「多少の我慢は仕方ない」
「みんなそんなもの」
と、自分に言い聞かせなくていいんです。
もちろん、
何もかも自分の思い通りになる結婚なんてありません。
違う人間同士だから、意見がぶつかることもある。
分かり合えないことだってあります。
でも、
分かり合えないことと、
我慢させられることは別です。
違っていても、
「あなたはそう思うんだね」
とお互いの気持ちを大切にできる。
嫌なことには「嫌だ」と言える。
意見が違えば、
どちらかを従わせるのではなく二人で話し合える。
そんな結婚もあります。
だから、
これから結婚する人に知っておいてほしい。
結婚に我慢は当たり前じゃない。
あなたが我慢することでしか続かない関係ではなく、
あなたも相手も大切にされる結婚を選んでいいんです。


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