結婚相談所で婚活をスタートすると、
必ず最初に耳にする言葉があります。

それが、「90日(3ヶ月)ルール」です。

これは、「お見合いで出会ってから原則3ヶ月(90日)以内に
成婚退会するかどうかを決めましょう」という、
結婚相談所業界に古くからある共通の基本ルールです。

ダラダラと意味のない交際を続けて
会員様の貴重な時間を無駄にしないための、
非常に合理的で、会員様のことを想って作られた
素晴らしいセーフティネットです。

実際、このルールのおかげで、
多くの方が短期間で幸せな結婚を掴んでいます。

しかし…
夫婦仲カウンセラーでもある私の目から見ると、
この「90日」という数字には、
実は人生を狂わせかねない恐ろしい盲点が隠されています。

今日は、多くの相談所が大きな声では言わない、
「スピード成婚」の裏に潜む
リアルなリスクについてお話しします。

最初の3ヶ月、人は誰でも「最高の猫」をかぶれる

想像してみてください。

新しく出会った人とデートを重ねる最初の3ヶ月。

お互いに脳内からは
ドキドキする成分(ドーパミン)が溢れ出ていて、
毎日が楽しくなりますよね。

「相手に良く思われたい」
「嫌われたくない」
そう思うのも当然です。

だからこそ、この最初の90日間というのは、
人間が人生の中で最も「猫をかぶれる期間」なのです。

どんなに家ではガサツな人でも、
愛されるテクニックさえ学んでいれば
デートの時はスマートに振る舞えます。

どんなに感情の起伏が激しい人でも、
週に1〜2回、数時間だけ会うデートなら、
激しい感情を抑え、
優しくて聞き上手な「理想のパートナー」を
演じ続けることができます。

実は、本当に相手の「本性」や「価値観のズレ」が見え始めるのは、
この脳内の興奮状態が落ち着き、
お互いに遠慮がなくなってくる「4ヶ月目以降」なんです。

「問題が起きた時」の態度こそが、相手の本性

結婚生活とは、
きれいなデートの繰り返しではありません。

泥臭い日常であり、
意見の食い違いやトラブルを
二人で乗り越えていく共同作業。

大切なのは、
「自分の思い通りにいかない時、
この人はどんな態度をとるか」

  • デートの予定が急に狂ってしまった時
  • こちらの体調が悪くて、デートを断った時
  • 自分の意見と、相手の意見が食い違った時

こういった「トラブル」や「想定外の出来事」が起きた時初めて
相手の「素の人間性」や
「モラハラ気質」があぶり出されます。

週に数時間会うだけの交際をたった90日間続けただけで、
そうした「トラブル時の対応」をどれだけ見極められるでしょうか?

お互いに良い顔しか見せていない状態のまま、
90日のタイムリミットが来たからと
焦ってプロポーズをして(受け)、成婚退会してしまう。

これこそが、結婚相談所で「スピード成婚したのに、
結婚後に相手が豹変してスピード離婚してしまった」
という悲劇が後を絶たない最大の理由なんです。

焦りが、あなたの「直感」を鈍らせる

「なんだか、ちょっと今の言い方、引っかかるな……」
「機嫌が悪くなると、急に黙り込むのはなぜだろう?」

交際中、そんな小さな違和感を覚える瞬間があるかもしれません。

それは、あなたの心が発している大切な危険信号です。

でも、「90日以内に決めなきゃいけない」という
タイムリミットのプレッシャーがあると、
人はその違和感に自分で蓋をしてしまいます。

「気のせい、気のせい。結婚したらきっと上手くいく」と、
自分に言い聞かせてしまうんです。

断言します!

結婚前に感じた「小さな違和感」は、
結婚後に100倍になって襲ってきます。
変わることはありません。

ルールに流されず、自分の人生を守るために

繰り返しますが、90日ルール自体は素晴らしい仕組みです。

でも、そのルールに縛られるあまり、
一生を左右する結婚相手選びを「ギャンブル」にしてほしくない。
それが、夫婦仲カウンセラーでもある私の
強い願いです。

では、なぜ会員様たちは、
迫り来る90日という期限に
これほどまでに焦ってしまうんだとおもいますか?

実はそこには、時間の制限だけでなく、
結婚相談所の「料金の仕組み」がもたらす、
もう一つのリアルなプレッシャーが関係しています。

次回のブログでは、
ネットやSNSでも噂される「90日ルールの裏にあるお金の話」

そして当相談所が会員様を
そのプレッシャーからどうやって守っているのかについて、
一歩踏み込んでお話しします。

あなたのこれから迎える何十年の幸せを守るために
ぜひ、次回も読んでみてくださいね。