「結婚する意味って、何だろう?」

一人でも生きていける時代。

仕事もしたい
自分で生活もできる。
一人の時間だって楽しめる。

だったら、わざわざ結婚する意味って何なんだろう?

私は結婚する意味のひとつは、
自分自身が成長できることだと思っています。

結婚すると、自分とは違う人と生きることになる

一人なら、自分の好きなように決められます。

自分が食べたいものを食べ、
自分の好きな時間に寝て起きて、
自分のやりたいことをする。

でも結婚すると、そうはいかない。

自分とは違う価値観を持った人と、一緒に生活することになります。

「どうしてそんなふうに考えるの?」
「私はこう思うけど……」
そんなことが、日常的に起こります。

そんな時
「相手がおかしい」
「相手が変わればいい」と思うのか。

それとも、
「私はどうしてそう思うんだろう?」
「相手はどうしてそう考えるんだろう?」
と、自分自身を見つめてみるのか。

ここで、結婚の意味が変わってくると思うんです。

結婚は、自分を知る機会になる

結婚すると、
自分でも気づいていなかった自分が見えてくることがあります。

本当は寂しかった。
本当は嫌だった。
本当は助けてほしかった。
本当はもっと大切にしてほしかった。

逆に、
「私は、相手にこうしてほしいと思いすぎていたかもしれない」
と気づくこともある。

自分に刻まれた価値観や、無意識の思い込み、
「こうあるべき」という考えにも気づいていく。

そして、
「もっと違う生き方があっても良いのかも」と
考えるようになる。

それが、自分自身の成長なんだと思います。

でも、成長するのは「我慢すること」じゃない

ここは、とても大事。

結婚したら、
「相手に合わせるべき」
「我慢するのも仕方ない」ということではありません。

嫌なことを嫌と言えるようになることも成長。
自分の気持ちを伝えられるようになることも成長。

相手と意見が違っても、
「そういう考え方もあるんだね」
と認められるようになることも成長。

「これは私の問題」
「これは相手の問題」
と分けて考えられるようになることも成長。

そして、
「ありがとう」
「ごめんね」
「助けて」
と言えるようになることも、成長だと思います。

自分は変わらない。でも相手には変わってほしい

夫婦関係が苦しくなるとき、
「相手がおかしい。相手が変わるべき」
と思ってしまうことがあります。

でも、
自分は何も変わらない。
でも相手には変わってほしい。

これでは、なかなか関係は変わりません。

もちろん、
何でも自分が変わればいいということでもありません。

相手を変えることはできない。

だからこそ、
「私はどうしたい?」
「私は何を変えられる?」と、自分に目を向ける。

それが、二人で生きていくための一歩なんじゃないかなと思います。

結婚は「完成した二人」がするものじゃない

結婚前に、
「この人と結婚して大丈夫かな?」
と考えることはもちろん大切です。

でも、結婚したらすべてがうまくいくわけではありません。

生活が変われば、
新しい問題も出てくる。

子どもが生まれれば、
また新しい課題が出てくる。

仕事やお金、親のことなど、
人生にはいろいろなことが起こります。

だから、「この人なら私を幸せにしてくれる」
という相手を探すだけではなく、

「この人と一緒に、私も成長していける」
と思える相手を選ぶことが大切なんです。

結婚って、
完成した二人がするものではなくて、

二人で生きながら、それぞれが成長していくもの
なのかもしれません。

一人でも生きていける。

それでも、
この人と出会って、
この人と一緒に生きることで、
自分の世界が広がっていく。

自分のことを、もっと知っていく。

そして、一人ではできなかった経験を二人で重ねていく。

私は、それが結婚する意味のひとつだと思っています。

だから、
「結婚すれば幸せになれる?」ではなく、

「この人と一緒に生きることで、
私はもっと自分らしく成長していけそう?」

そんな視点で、結婚を考えてみてほしいと思います。